フリーランスエンジニアの健康保険の選択肢
会社員を辞めてフリーランスエンジニアになる場合は、その業界の特徴をしっかり理解した上で、周到な準備をしてからフリーランスになる必要があるでしょう。
業界の特徴としては、能力に見合った報酬がもらえるようになる一方、仕事ができない状態になると収入がなくなってしまう点が挙げられます。
知識や技術は努力によってカバーすることができますが、注意すべき点としては、健康を害してしまい仕事ができなくならないようにすることでしょう。
健康管理を徹底することによって、病気やけがのリスクを避けることが大切ですが、それでも、病気等になることは避けられない面もあります。
そのため、フリーランスとして仕事をする場合の公的に医療保険に関することも正しく理解しておくことが重要です。
会社員からフリーランスになる場合の公的医療保険の選択肢は複数あります。
任意継続被保険者としてそれまでいた健康保険に居残る方法。
国民健康保険の被保険者になる方法。
そして会社員の家族などの被扶養者になる方法の三つです。
どの方法を選んでも注意すべき点は、病気やけがで休業して給料がもらえなくなった場合のサポートである傷病手当金がもらえなくなることです。
そのため、収入が途絶えた場合に保険金がもらえるタイプの民間医療保険に入ったり、貯蓄を大目に確保するなどの備えが必要になるでしょう。
まずは、フリーランスとして健康管理をしっかり行う心構えを持つことが大切です。